お客さんは、すべて地元の方でした。誰も知らないところで誰も知らない人たちに聴いてもらう。

これはとても新鮮な気分でした。

コンサートの雰囲気は、やはり特別な空気ですが、温かな雰囲気で柔らかな気がしました。

間違ってはいけない！、間違ったらどんな反応をされるだろう、、と思うほど、弾くのが怖くなるのかもしれません。

怖くなったときは、自分の都合の良い方向に考えます。

そこで私は『お客さんは誰も知らない、よし、思いっきりやって楽しもう』と切り替えたら、上手く弾くことができました。

フランスのシャトールーという地方。1週間の間、演奏合宿に。

とても緊張した覚えがあります。

楽譜屋さんが並ぶ通りに、古本屋ならぬ古楽譜屋さんがありました。

店内は、新品の楽譜もあるのですが、外に置いてある楽譜は古いもの。

値段は中古品なので、安いものから100円くらいからあります。

箱の中には珍しい作曲家の楽譜もあったり、宝物を見つける楽しさがありました。

パリでは楽譜や楽器のお店がたくさんある通りがありました。

最寄りはEUROPE駅。読みは、ユーロプかユアロプとか言っていたような気がします。ヴァイオリンを作っているお店や、ここなら大抵の楽譜が見つかるという安心感があり、多くの音楽学生でにぎわっていました。

日本よりもケーキを売っているお店はたくさんありました。フランスで売っているケーキは安く・美味しく、

常に食べていたら、太ってしまった思い出が。。